日本の城の魅力とは
皆さんは城好きですか?
私は好きです。まあ正しくは数年前に好きなったですが・・・
私も子供の頃、城は好きではありませんでした。むしろ嫌いでした。
そんな私が城を好きなった経緯を紹介しながら日本の城の魅力をお伝えします。
日本の城とは
かつては日本に2万以上もの城が存在したと言われる。
数多くの戦や、1615年の一国一城令により数が減少。さらにその後も廃城令や
戦争、火災、天災を免れて現在もその姿を残しているのは12城しかないです。
それ以外の城は戦後新たに再建復興されたものです。
<現存天守>
弘前城(青森県) / 松本城(長野県) / 丸岡城(福井県) / 犬山城(愛知県)
彦根城(滋賀県) / 姫路城(兵庫県) / 備中松山城(岡山県) / 松江城(島根県)
丸亀城(香川県) / 高知城(高知県) / 宇和島城(愛媛県) / 松山城(愛媛県)
城の種類
日本の城は大きく3つに分類されます。
○山城
その名の通り、自然の山に築かれた城。防衛能力が高い。
住居性が低く、戦さの時に立て籠もり用として使用される事が多かった。
例)竹田城(兵庫県)、備中松山城(岡山県)、岩村城(岐阜県)
○平山城
山城の防衛力と平城の利便性を兼ね備えた城。
○平城
立派な天守閣や城下町が特徴の城。
戦略的な意味合いが薄れた、戦国時代末期に数が増えた。
城の魅力
私が 城巡りを好きなったきっかけは「日本百名城スタンプラリー」の存在を知った事
ある日本屋を歩いているとふと「日本百名城スタンプラリー」を見つけました。
当時「真田丸」を観ていて少し城についても興味を持っていたので、
内容を見て単純に楽しそうだなと思い買った事から城巡りが始まりました。
そんな私が考える城巡りの魅力は3つあります。
1つ目は、「運動不足解消」。
2つ目は、「ついでに立ち寄れる」。
3つ目は、「話題作りになる」です。
1つ目の「運動不足解消」ですが、城は基本的に山の上に建てられている事が多いため天主や御殿に行くために少なからず山登る必要があります。中には途中で心が折れそうになるくらいガッツリの山登りもあります。
運動不足の人にとってはまさに「運動不足解消」になるのではないでしょうか。
2つ目の「ついでに立ち寄れる」ですが、日本には2万以上の城跡があると言われています。旅行をした際に少しの空き時間でついでに城を巡る事が出来ます。
また、日帰りで少し遠出して城巡りしつつご当地グルメや観光スポットを堪能する事でプチ旅行気分を味わえます。
3つ目の「話題作りになる」ですが、40代、50代の上司との話題が無く困ったことはありませんか?
そんな人には城巡りはオススメです。40代、50代の人(特に男性)は意外と城や歴史が好きな人が多いです。NHKの大河ドラマが無くならないのはそのためです。
オススメの城3選
◯姫路城
いわずと知れた名城です。
世界遺産にも登録されており白塗りが特徴的で白鷺城とも呼ばれています。
12城しかない現存天守の1つです。
◯彦根城
こちらも非常に有名な城です。
江戸時代初期に井伊直政によって建てられた井伊家(井伊直虎や井伊直弼の家系)の居城です。
現在も天守、櫓、門など多くが現存するため非常に見応えのあるお城です。
そして、何と言っても「ひこにゃん」が可愛いです。
◯安土城
1576年に織田信長によって建てられて城です。1582年の本能寺の変後に焼失し現在は
石垣などの一部の遺構を残すのみだが、近代城郭の範となった歴史的な城である。
城跡と付近には資料館や博物館も多くあるので合わせて訪問する事をオススメします。
まとめ
近年、城巡りも少しずつ注目を浴び始めています。
最近では日本百名城スタンプラリー等で初心者でも気軽に城巡りを始めやすくなっていますし、
城跡は日本各地にあるので旅行のついでに巡る事も可能ですのでぜひ一度城に足を運んでみてはいかがでしょうか。